しょうゆ味・カスタム

フツウの毎日

歯科治療⑨

前回、聞き取りにくかったけれど「型を取って被せますのでね」と先生が言った言葉は合っていました。

今回は下前歯の2本をもうこれでもかというくらいにゴリゴリ削り始めた先生。心の中で「うわぁぁ!!ちょっ、ちょ、待って!!めっちゃ削ってるやん!!」と叫んでおりました。削り終わって「口、ゆすいでくださいねー。」と促された後、自身の舌先で下前歯2本の状態を確認したのですが、たぶん、あの感触だと、映画「スリーピー・ホロウ」の首なし騎士の歯みたいになっているのだと思いました。映画を知らない方には申し訳ございませんが、歯と歯の間がかなり空いている上に凄く下前歯2本が尖っている感じがしました。

それから、粘土みたいなので上前歯と下前歯と噛み合わせた時の前歯の型取りをしました。粘土を外す時に歯も持っていかれるんじゃないかと一瞬思って焦る。案外痛い。その後、首なし騎士みたいになっていそうな下前歯2本に仮養生の柔らかい素材のパテを雑な感じで詰められて終わりました。パテ材のお陰で歯の形が全然分かりません…。それでパテ材が、ずーっと下前歯の裏にハイチュウがくっついて離れない状態の感覚ですし、舌先がパテ材に触れる度になんだか変な味がするので、もう気持ち悪くてたまりません。

今回の治療費が4,650円で、うわっ!と思ったけれど、顔には出さずにクールに支払いをしたのですが、次回の予約をした後に受付のおねえさんから「来週は型をとったものが出来上がりますので、12,000円ほど用意しておいて下さい!ウフフ!」と満面の笑みで言われて、思わず、うわっ!マジで!?っていう顔をしてしまいました。せっかくクールなババアを装っていたのに。しかし、受付のおねえさん、改めて可愛かったなぁ。ウフフて。

歯科治療⑧

待合室で「今日はどんなことされるんだろう…。」と若干不安になっていたら、BGMでベートーベンのピアノソナタ月光が流れてきたので、更に気分が沈む沈む。

そんな気持ちで治療が始まり、先生が「今日は下前歯2本を補強していきますんでね。」と言って、虫歯を治療するようにゴリゴリに歯を削り始める。そして、削ったところをしっかりとした白い詰め物で整形して終わった。その後、先生が「これで問題がなければ、型を取って被せますのでね。」と言ったように聞こえたのだけど、聴力が少し弱い私はハッキリと聞き取りにくくて、聞き直せばいいのだろうけど、「あ、あ……はい…。」って感じでモヤッとした。

あと、先生、いつもは私がうがいを終えたら「倒しますねー」と言ってから診察台を倒すのに、今回は倒すスイッチを先に押してから「倒しますねー」って言ったから、突然診察台が倒れ始めたことにちょっとビクッ!ってなって恥ずかしかった。治療中はいかなるときでもボヤボヤしてはいけないということですな。