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しょうゆ味・カスタム

フツウの毎日

サムライブルー

FIFAワールドカップの日本初戦の日だったわけですけれど、残念でした。
サッカーにわかファンの主人は、先月行われた女子アジアカップのテレビ放映をガッツリ観ながら優勝が決まったとき「俺、サッカーやりたい」と真剣な顔で言いだして、サッカー未経験者の52歳が今更何言ってんだろうと思った。「サッカーのしんどさ舐めんな」と言ってやりたかったけど、あまりにも真剣な顔をしたので笑って誤魔化したのが記憶に新しい。
そんな主人は今日仕事で試合の放送を観れなくなってしまった。あまりにも無念な顔で「すまんが、試合を録画しておいてくれ」と頼んできたので快諾して、私も犬たちと一緒にサッカーを観た。後半戦に入った途端、日本は応戦一方で観ていると辛くなってきてしまい、試合を観るのをやめて庭に出てハイビスカスを少し大きな鉢に植え替える作業をした。とてもいい天気で、お昼前の強く照りつける太陽の日差しの下でしゃがんで作業していると犬たちが私の傍でウロウロして離れないので「暑いから日陰に行っとき」と促していたら、住んでいるマンションの至るところから激しい悲鳴と罵声が聞こえてきた。「ああ、これは…サッカーやな…」と思った。この時期だからか窓を開けて観戦しているマンションの住人さんたちが多いのか、それはとてもよく聞こえた。それで私が少しニヤついているとまたすぐに悲鳴と罵声が聞こえてきた。今度はそれはもう激しくて、「ああ、逆転されたか…」と悟ることができた。それから一向に悲鳴・罵声・歓喜する声が全く聞こえなくなったので「ああ、負けたか」ってなった。サッカーを観なくても庭に出てるだけで勝ち負けがよく分かるもんなんだなぁと思った。
主人が帰宅して、「サッカー残念やったね。録画したの観る?」と訊ねると「観る!観る!」と言うのでセットしたら、主人はコートジボワールの得点したところをだけを何回も観ては「すげーな。すげーシュートやな!」と繰り返すだけだった。なんじゃそりゃ。それじゃあニュースと変わらんじゃないかよ!

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