しょうゆ味・カスタム

フツウの毎日

主人の誕生日

今日は主人の誕生日だった。今朝、仕事へ行く主人に「今晩何が食べたい?」と訊いたのだが、あやふやな返事のまま出ていったので訊くタイミングが悪かったなぁと思いながら、毎年同じような感じでいいかなと考えていた。
私の勤め先は明日から日曜日まで盆休みになるので、私も含め勤めている人はいつもより早めに退社した。それから主人が好きなケンタッキーフライドチキンとケーキ屋さんでカットケーキを4種類買って帰り、宅配ピザを注文して主人の誕生日を祝った。主人は「もう年は取りたくないのう」と苦笑いしていたので可愛いおっさんだなぁと思いながら夕飯を食べていたのだが、私は途中で胃が痛くなってきて食べられなくなってしまった。胃痛で悶絶する私を見てかなり心配そうにしていた主人はやっぱり可愛いおっさんだなぁと思った。結局、買ってきたケーキは食べられずに明日食べることになった。主人は「別に明日でも消費期限とか大丈夫やろ。」と言ってくれた。
「なんやかんやで色々充実してるなこの夫婦」と思われても仕方がない内容の日記だけど、結婚10年も越えるとお互い思いやりの気持ちが強くなってきつつあるので、こんな形の夫婦になってしまった。もし子供がいたらこんな感じにはなってなかったかもしれないけれど、そもそも私は喧嘩が好きではない。まぁ好きで喧嘩しようと思っている人のほうが圧倒的に少ないだろうけれど、喧嘩をしたところで血圧はあがるわ、虚無感に襲われ後悔するわで良いことなんてひとつもない。私の両親はしょっちゅう激しい喧嘩をしていた。とにかく性格の不一致といっても過言ではない夫婦だと思う。なのに40年近く夫婦生活を送っている不思議な夫婦だ。今でも父は病気を患っているというのに、他人の目もお構いなしに小競り合いをする。周りの人間も険悪な雰囲気になってしまうからたまったもんじゃない。そんな両親を物心つく頃から見ていると、喧嘩って醜いもんだなぁと嫌でも悟ってしまう。お互い心遣いがあれば喧嘩はしなくていいんだろうけど、その気持ちが時々自分本位になって無くなるんだろうな。私も年に何回か「シネ、カス、アホ、ボケ」と思うときはあるけれど、その一瞬の感情を抑えて穏やかに笑って過ごしていきたい。