しょうゆ味・カスタム

フツウの毎日

自力抜歯

昨日からお盆休みなのだけど、主人は仕事だから家のことをすると暇になり、お昼からテレビをつけてもlineで揉めた大阪府議会議員の記者会見ばかりでつまらないしイライラするので、やっぱりどうしてもパチンコ屋へ行ってしまった。しかし、盆や正月、大型連休の時はパチンコなんてしたらダメですね。ボロッカスに負けました。最近勝ちが続いてたから調子乗っていた。ちょっと自制しないといけない。涙出ます。
話は変わるが、先日から主人はまた奥歯に疼きを感じている様子だった。「また」と書いたのは、結婚してから何回もこういうことがあるからだ。主人は私に「痛い」なんて弱いことを吐かないし、どうも痛いことを私にバレたくないようだ。こっそりと薬箱から鎮痛剤を取りだし飲んでいたり、変に顎をカクカクさせたり、少し痛みが強かったりすると目が死んでいるから歯が痛いことを隠しているつもりのようだけど私には全てお見通しである。
私は主人に「歯医者に行ってみたら?」と言うのだけど頑なに病院へ行かない。そして毎晩口の中に手を突っ込んでは疼く原因の歯を自力で抜こうとする。もうこれで何回目だろう。結婚12年で4回目の自力抜歯が始まった。主人曰く「グラグラしてんねん」とされる奥歯を少しずつ時間をかけて揺らしながら歯根を歯茎から離そうとしている。「やっぱりそんなことするのやめてよー」と言っても私が言うことなんてちっとも聞き入れてくれない。
そしてお風呂から上がってくつろいでいた主人は急に立ち上がり洗面所へ向かった。そして晴れ晴れとした顔で洗面所から帰ってくると「抜けたで」とひとこと言った。毎回抜けた歯をまじまじと見せてはくれず、チラッと見ただけなのだが、そこにあったのは歯の標本のようなちゃんと歯根まである大きな奥歯だった。私は心配で「バイ菌入るで!」と言ったのだが、主人は「出血もしてないし大丈夫や」と言って平気な様子だった。
これでもう上側の左右奥歯は綺麗に無いそうだ。それじゃあ固いものが食べられないじゃないかと心配すると簡単に「前歯があるから大丈夫や」と言う。これからことあるごとに私が「入れ歯作りに行ってよ」と言ってもたぶん聞き入れてくれないんだろうな。