郵便局は苦手

昼休みに支払いを滞っていた3ヵ月分の国民年金を郵便局へ払いに行った。閑散とした局内で受け付けをしてくれた男性局員さんは私と歳が近い感じでよくお喋りをする方なのか、サッと領収書をくれたらいいのになかなか渡してくれず「年金の受給額がどんどん減ってきちゃってますもんねー。貰うときは少しでも多く貰いたいですよねー。」と話すので、「あ、ああ、そうですね…。」と返すと男性はそれからグイグイと話しかけてきた。
ああ、これは生命保険とか銀行口座の開設の営業をかけてくるのかなぁと思いながら訊いていると、柔らかい物腰で「国民年金ですけど、今まで厚生年金は払われたことないんですか？」から「お仕事されてるんですか？」とか「それじゃあ、今日はお休みなんですか？！」になり「お休みの日は何されてるんですか？」までになって、なんかこの人たぶん営業する感じじゃないなぁと愛想笑いしていると、ヨボヨボのお爺ちゃんがゆっくりと私の後ろに並んだので結局そのままなんの営業もされずにただただお見合いみたいなノリで終わった。
なんだったんだろうか。ちょっと尻窄みだったけれど、あのまま話を訊いていたらナンパでもされていたんだろうか。まあ、そんなことは職務倫理に反すると思うので有り得ないと思うけれど。「このハゲ！ペチャクチャ喋っとらんと、さっさと領収書渡してくれや！」とキレればよかったかな。

「佐藤錦」って書いてあったので買ってみたけど、ちょっと酸っぱかった。でも美味しい。犬たちと一緒に食べました。