しょうゆ味・カスタム

フツウの毎日

欲望渦巻く家

「欲望渦巻く」なんて格好のいいタイトルつけてますけど、ただ単に飼い犬たちの欲求が凄まじくて時々困ってしまう。飼い犬のチー(メス・5歳)は食欲、ケン太(オス・1歳)は性欲。もう頭の中はそれしかないような行動をする。
チーは少し前にやっとこさお腹の調子が戻り、綺麗なウンコを捻り出すようになったというのに、なんでもかんでもお腹一杯食べたがる。飼い犬たちの夕飯後しばらくするとチーは私が座っているところへ近づいてきて、キラキラした目で私をみつめながら求めてもいない「お手」を繰り返してくる。たぶん、彼女はこう言っている。「オバハン、おやつちょうだーい。おやつ。私、小腹へったなぁ。さつまいもかアキレススティック食べさせてよ。ねぇ、ちょっとだけ。ちょっとだけちょうだいよー。食べたいなー。」と。ただでさえブクブク肥えているのにちょっとは我慢してよと無視しているとイラつくのか私めがけて激しいタックルしてくるんですよね。色々面倒くさくて仕方がないのでアキレススティックを3本あげたら「満足満足ー」って感じに落ち着いてそれから私に見向きもしなくなる。ほんと自由犬だ。
ケン太はというと、オスだから仕方がないとは思うんですけど自慰行為が激しくて、私が横になっていると足にまたがってチンコを押し付けてくる。それで私は「アカン!」と一喝して足を払うと、ケン太は「ガウガウ、ガウガウ、ヴヴヴヴヴッ!!」と変な唸り声をあげて私の足先を甘噛みする。たぶん、彼はこう言っている。「オラオラ!オバハン、足、伸ばせや!チンコしごかれへんやんけ!はよ足だせや!オレ、チンコしごきたいんやって!」と。とにかく甘噛みだけどそれが結構痛くて、毎回「痛い!痛い!」と絶叫しては怒ってるんですけど、あまりにしつこい時は私の足はなすがままにケン太の自慰行為の道具と化している。そうしたらケン太もチーと同様に「満足満足ー」って感じで賢者モードになり、当分私に見向きもしなくなる。
ちゃんと躾けてるつもりなんだけどなぁ。普段は大人しくていい子たちなのに欲求を満たしたい時だけキチガイになる。まぁ人間じゃないからね。仕方ないのかなぁ。