しょうゆ味・カスタム

フツウの毎日

変な天気

今朝6時頃、大きな声で「雨が降る予報なのに云々」とあちこちに電話している主人の声で目が覚めた。妻が休みで眠っていることも近所に迷惑になるんじゃないかということもお構いなしによく通る声が部屋中に響き、電話相手と小競り合いをしているようだった。苛立ちながら電話を切った主人は「仕事行ってくる」と言ったんだけど、私が「今日は雨の予報やで。雨やったら休みちゃうん?」と言うと、主人は「今、雨降ってないから来いって言われたんや。工期が間に合わんから焦ってるんやろ。」と言って出ていった。
それから飼い犬たちと散歩へ行って帰り、午前8時半頃から飼い犬たちを庭に放した。掃除と洗濯を済ませて洗濯物を乾燥機にかけてから暫くの間、私も庭に出て飼い犬たちの様子を眺めていた。大阪はいかにもこれから雨が降りそうな暗くどんよりとした厚い雲に覆われていたのだが、庭から見えるはす向かいのマンションの3階ベランダで若い男性の住人さんが掛け布団やら敷き布団を干し始めて、一瞬「アホちゃうかな」ってこんなこと思っちゃ駄目だけど思ってしまった。
あまりにも私がその男性を凝視していたから、男性も干しながらチラチラ私を見ていて「何、アイツ。キモい。」って思っただろうけど、いやいや、絶対見ちゃうよね。これから強い雨が降ってくる予報なのに、洗濯物は未だしも布団干し始めるんだから。このおにいさんはチャレンジャーとしか考えられない。布団が干し終わってから程なくして、案の定、急に強い雨が降りだした。もうそれは強い雨で、私は庭から「おにいさん、雨!布団!布団がずぶ濡れやん!」と思いながら見上げていたら、慌てた様子で男性がベランダに出てきて私を見ながら布団を取り込んでいた。なんかちょっと気まずそうだった。私もなんだか気まずくなったのでこれからあまり見上げないでおこうと思った。知らない人でこんなにもハラハラしちゃうなんて、自分で自分が腹立たしいわ。