外身と中身が伴わない

事務員さんと「夏でも出来るだけ二の腕出したくない。YouTubeで二の腕ストレッチを見てるけど、細くなりそうにない。アハハ。」という話をしていたら、協力会社のM社長が来て、先日の井上尚弥のボクシングの話をしてきた。カウンター気味の右ストレートがドネアのテンプルに入って倒れてとかいう話をしていたら事務員さんが「めっちゃ怖い。私、そんなのよう見れない。」と言っていた。なので、私は事務員さんについ「そっか、私は全然平気やねん。プロレスも総合格闘技も大好き…。」と言ってしまい、M社長が「ええ？プロレス好きなん？マジで？」ってなって、続けて「今のプロレス凄いよな。昔に比べたら激しいしかっこいい奴多いもんな！」と話し始めたので、私はまた調子に乗って「そうなんです、子供の頃から好きで、今のプロレスは飛んで抱えて捻り入れて物凄い勢いで首と後頭部をリングに叩きつけるんですよ。凄いです。」とジェスチャー付きで言っちゃったもんだから、事務員さんが物凄い怪訝な顔で「キャア！ヤバい！聞いてられへん！怖い！」と言ったので、申し訳なく思ってしまった。そう思ったと同時に『そうか、女性の多くは格闘技に対してこういう感情を抱くのか…。』とも思った。

私はどうしても女性が好きそうなものには嵌れなくて、おっさんが好きそうなものが大抵好きだ。だけど、見た目と会話のギャップがありすぎて、私がつらつらと話し出すと周りの人が動揺するのが分かるので少し耐えられなくなってフェードアウトしてしまう。実はプロレスが好きなことは主人以外、誰にも言っていなかった。中身重視の人だったら気兼ねなく話せるんだけどなぁ。12日のIWGP世界ヘビー級王座選手権が楽しみ。