しょうゆ味・カスタム

フツウの毎日

上を向いて眠る癖

今日の午前中は珍しく会社の中は事務員さんと私と2人だけだった。しかも事務と技術はフロアが違うので、お互い一人ぼっちだった。ガランとした会社で節電のために電気は私がいる上だけしかつけていない状態の中、図面作ったり資料読んだりしていたので、傍から見たら私のこの姿はなんだか朗読劇をしているような感じを醸し出しているんじゃないかと思ってしまった。
そうこうしているうちに、静かで薄暗くておまけに一人ぼっちだとくると、だんだん眠くなってきてウトウトしながら「あー、アカン。寝たらアカン。」と思いながら半分白目を剥いてそれでも頑張ってパソコンに向かって仕事をしていた。だが、自分でも知らないうちに緊張の糸が切れていたようで、私の醜態を外出から戻ってきた社長の息子に見られて起こされるまで深く眠ってしまっていた。ハッ!と目を開けた時の私の姿は、椅子の背もたれに体を委ねて上を向いて口を開けた状態だった。幸い口から涎が溢れ出てなくて助かったのだけど、時計を見たら20分はその姿勢で眠っていたようだった。社長の息子に「あへあ、すいません…」と言うと、笑いながら「あはっ、気にしなくていいですよ…」と言われて、「ああ、やっぱり私の姿は相当酷かったのだな」と確信してしまった。
それからというものの、急に目が覚めたからなのか両腕がうまく動かせない状態が少し続いて「クソー!金縛りみたいになってるやん!どんだけ私、熟睡してたんや!しかも会社で!」と自分にムカついた。なんていうか、かなりみっともないので上を向いて居眠りする癖をなんとかしたい。というか居眠りするな。ああ、自分でも知らず知らずしているので直らないもんなのかなぁ。