冷やしすぎるそうめん

後輩がコロナ療養から出社した。私から色々と質問していないが、後輩は療養期間中にあったことを話したくてウズウズしていたので全部聞いた。元気になって良かったなぁと思う。

仕事が暇すぎるせいで防水の工事現場に3日間行っては、その後5連休になるのを繰り返していた主人。今日仕事から帰ってきたらすぐに横になり、体力の衰えと体が暑さに順応出来ていないせいで夏バテを起こしていた。「あんまり、食欲が湧かんのや…。」と言うので、ボウルにクラッシュ氷を満載に入れて冷蔵庫で冷やした水を注ぎ、歯に沁みるくらいのキンキンに冷えたそうめんを主人の夕食に出した。濃縮タイプのそうめんつゆを氷水で薄めて、冷奴も併せて出した。すると主人は「そうめん、めちゃくちゃ冷たくて美味いわー。冷奴も最高やな。」と言いながらなんとか食べていた。きっと傍から見ていたら意地悪なババアが意地悪なそうめんを作って、弱っているおっさんの息の根を止めてしまいそうになっているかもしれないが、冷たいものを求めている主人はこれくらいしないと食べてくれないのだ。あまりにも冷たすぎてお腹ピーピーにならないかと少し気になったけれど、喜んで食べてくれただけ良かった。私は冷たすぎるそうめんは苦手なので、主人が美味しそうに食べるのを正面でジッと見ていた。